うこうざん石雲寺
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      雨降山 石雲寺
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本尊脇侍普賢菩薩 石雲寺本尊釈迦如来 本尊脇侍文殊菩薩
本尊脇侍・普賢菩薩
      ふげんぼさつ
石雲寺本尊・釈迦如来
        しゃかにょらい
本尊脇侍・文殊菩薩
       もんじゅぼさつ
  その姿や功徳をすべての場所にあまねく示す、という意味の菩薩で、<遍吉菩薩>と漢訳される場合もあります。
  文殊菩薩とともに釈迦如来の脇侍として配され、象に乗っておられるのが特徴です。
  以前当山は山号を「医王山」と称したことから推察すると、当初の本尊は薬師如来だったかと思われます
  度々起った火災により焼失し、後に曹洞宗の一般的な本尊である釈迦如来を迎え入れたと思われます。
  三人寄れば文殊の智恵、と言われるように、智恵を完全に備え、説法をさかんに行われ、他の菩薩を主導すことが多くの経典に見られます。
  獅子に乗っておられるのが特徴で、坐禅堂に祀られる場合は僧侶の姿(僧形)で冠などはありません。
達磨大師像 大現修理菩薩像 如意輪観音菩薩像
達磨大師
だるまだいし
大権修理菩薩
だいげんしゅりぼさつ
如意輪観音菩薩
にょいりんかんのんぼさつ
  達磨大師はインドから中国に仏教を伝えられた禅宗の祖で、当初梁の武帝から迎えられたが、武帝にはその教えが理解できず、北魏の崇山に少林寺を開かれた。
  面壁九年の言い伝えのように、ひたすらに日々ひたすら坐禅に明け暮れておられたようです
  この仏様は、宗祖道元禅師が求道のため中国に渡航されるとき、嵐に遭遇し、船が難破しそうになった時に現れて、水先案内をされ、無事に航海を終えられたそうです。
  この故事により、報恩のため曹洞宗寺院の多くが本堂に祀るようになったといわれます。
  観音菩薩信仰の展開に伴って考え出された変化(へんげ)観音で、六観音の一つに数えられます。
  今は廃寺となりましたが、かつて西富岡にあった石雲寺の末寺、無量院の本尊でした。
  寺の廃止に伴い、石雲寺に遷されました。
               
               
               
               


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